Concept

_DSC0557-2.JPG

誰にでも自己発信できる
現代に必要なのは
より着心地の良い服
なのかもしれない

 
 

Introduction

ほんの10年前までの服は自身のアイディンティを象徴するものでした。
だからこそファッショニスタたちは有名ブランドを選び、時にはアンニュイに、時にはソリッドに自身を演出し、自己表現をしていました。
しかし、インターネットが飛躍的な発展を見せ、誰もが情報の発信源となる現代において、服はアイディンティを示すという存在ではなくなりつつあるのではないでしょうか。SNSでライフスタイルや思想を発信することで、表面的な自己表現は完結しているのです。

だからといって服が必要なくなることはありません。
その存在意義がもっと内面的なものに変わってきているのだと思います。
むしろ服本来の在り方に戻ってきたのかもしれません。
なぜなら、毎日着る服に今最も求められるのは“気持ち良さ”だから。
例えば同じTシャツでもゴワついたものを着るのと、
肌触りの柔らかなものを着るのとでは肌ストレスが全く違います。
質の良いコットン素材を知るとそればかり選ぶようになるのは当たり前で、
人は本質的にそういったものを選択する生き物なのでしょう。

ANTE-ROOMが選ぶのは、素材や縫製にこだわった“気持ち良い服”です。
肌触りが良く、着心地が良く、経年してより味わい深くなる服。それがANTE-ROOMが求めるものです。
また、福岡の気候や住環境にフィットしているかどうかも重要。
車での移動が多く、冬も温暖になりつつある福岡で、より快適に過ごせる服とは何かを常に考えます。
この店で展開する2つのブランド『Porter Classic』『suzuzkitakayuki』もそういった視点でセレクトしました。
いつでも着ることができて、それでいてセンスを感じることができるANTE-ROOMの服を、
あなたのワードローブにも加えていただければ幸いです。

 
 
_DSC1200.jpg

アパレルショップという
枠から
ライフスタイルショップへ

 
 

shop style

スマートフォンで気軽に買い物ができる今の時代において、
ショップの存在意義とは何かとANTE-ROOMは考えます。
ショップは従来なら単純に商品を買う場所でした。
しかし、これからは商品と出会う場所。
そしてそんな商品を介して人と人をつなぐ場所でなければいけないと思います。
特にアパレルショップは自身の趣味趣向が現れる場所で、
だからこそ、同じ趣味や趣向を持つ人たちが集まる可能性も高い。

“袖振り合うも多生の縁”と言いますが、たまたま同じ場所に居合わせた同じ趣向を持つ人が、
知り合いになるというのは素敵なことだと思いませんか。

ANTE-ROOMもそういう場になればと思い、

ファッションだけではなく、お酒や軽食も提供しています。

もちろん、お酒や食事を目当てにお越しいただくのも大歓迎。

質の良いアイテムを肴に、ファッションの話、社会の話、子供やペットの話に花を咲かせませんか。

ANTE-ROOMはファッションというきっかけから、
人と人のつながりや生活のヒントを提供していきたいと思います。

 
_DSC1136.jpg

Porter Classic

吉田克幸・吉田玲雄親子が2007年に設立。「メイド・イン・ジャパン」にこだわり、「世界基準のスタンダード」をコンセプトに掲げて商品作りを行うブランド。
伝統からアンチテーゼ芸術文化、職人技術を取り組みながら、次世代、そして孫の代まで愛される商品を追求している。

_DSC1145.jpg
 

suzuzkitakayuki

_DSC1182.jpg

“時間と経過”をコンセプトとし、実験的なアプローチとリアリズムが同居する、上質なワークウエアを提案。
また、ANTE-ROOMとのコラボアイテム『re:make with suzuzkitakayuki』では、
世界に一つしかないをテーマとしたさまざまなタイプのウエアを展開。
素材と着心地にこだわった上質なアイテムは幅広い層から支持を得る。

_DSC1167.jpg